いや~、カープリーグ優勝ですね。
たまの4位に喜び、CSファイナルステージ進出をまるで優勝したかのように大喜びしていた頃が懐かしいです。
カープの球団歌『それ行けカープ』の3番から4番の歌詞にかけてこういった部分があります。
"鍛えぬかれた 精鋭の技と力 その意気愛して 見守る我等の 明日へ続く 明日へ続く きりのない夢であれよ"
"晴れの暁 旨酒をくみかわそう 栄冠手にする その日は近いぞ 優勝かけて 優勝かけて 逞しく 強く躍れ"
ひたむきに優勝を目指し続け、それをじっと応援し続けるファンの姿が歌われており、たとえ優勝という夢がどこまで遠のいても25年間見守り続けたカープファンの姿、そして優勝という夢を叶えた選手と重なります。
そして4番の"晴れの暁 旨酒をくみかわそう 栄冠手にする その日は近いぞ"という部分。今でこそ昨日今日と報道で取り上げられているように優勝の喜びに浸る広島の人々の様子が思い浮かびます。しかし、私がこの歌を覚えようと歌詞を何度も読み返していた頃は、正直この歌詞の様子が想像できませんでした。
投打にそれぞれ期待できる選手はいるものの、それらが噛み合わず万年5位が定着。選手もファンもずっとモヤモヤしたものを抱えていたことと思います。
それから初優勝の年のルーツ氏以来の外国人指揮官であるブラウン氏が監督に就任したり、黒田や新井がいなくなったり、"必ずここへ帰ってくる"という合言葉のもと、最後のシーズンを迎えた旧市民球場にCSで帰ってこよう!と奮闘したり、立派なボールパークであるマツダスタジアムが完成したり…
そして今年は前評判を裏切る圧倒的な強さでのセ・リーグ制覇。これまで積み重ねてきたものを一気に吐き出せた結果だと思います。
ここまでくれば狙うところは一つ。日本一しかありません。
今のカープならばソフトバンクも日本ハムもどちらが勝ち上がってきても怖くありません!
これまで通りの粘り強い野球でポストシーズン、いや来年以降も勝ちまくってほしいですね。
…で、次は続けてこの夏のゆいゆい三昧について回顧してみたいと思います。
1回思い立たないとなかなか書く気になりませんからね